2009年(平成21年)6月の「改正貸金業法」の施行に伴って誕生した国家資格が、「貸金業務取扱主任者」です。新しい国家試験が開始されたと一時は注目を集めていた資格でしたね。けれど、そうは言っても具体的にはどんな資格なのか、いまひとつ理解できない方もいらっしゃるでしょう。貸金業務取扱主任者は、日本貸金業協会が実施する貸金業務取扱主任者資格試験に合格し、主任者登録を完了した人のことを指します。法改正により、消費者金融などの貸金業者は、従事する者のうち50人に1人以上の割合で、貸金業務取扱主任者を営業所、もしくは、事務所ごとに選任して配置するよう義務付けられる事となりました。貸金業務取扱主任者の役割は、消費者金融などといった貸金業者が法令遵守を徹底して適正な業務が行えるように指導したりアドバイスを行ったりする事です。その為、他の従業員は貸金業務取扱主任者の指導に従わなければならない事なっているんですね。もちろん、貸金業務取扱主任者自身が違反行為を行った場合には、行政庁から解任勧告が行われることになりますね。また、貸金業規制法において貸金業務取扱主任者は3年ごとに、都道府県知事が行う研修を受けなければならない事も定められています。貸金業務取扱主任者の資格取得後の就職先ですが、確かに金融関係への就職、転職には有利になるという見方が強いようです。少なくても、資格を取得して無駄になる事はないでしょうから、積極的に勉強してみてもいいかもしれませんねー